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過食症で病院に通院・入院

過食症で病院に通院・入院は厳しいですね、様々な病気がありますが、過食症は食べ過ぎて太っていく病気ではなく、急激に食べて、その後、吐く、利尿剤や薬で食べたものを排泄するという代償行為というものが伴うものなので、食べ過ぎて体によくないのではなくて、食べる事で太る事への激しい抵抗と、ストレスが蓄積され過ぎて食べた後、吐く、薬を使うというある意味ストレス発散を繰り返してしまう病気です。 体重を過度に意識して、太る事が怖い、太る事がいけない事、太る事は悪い事という意識が強い方が多いのも過食症だと思いますので、必ず病院には行く事も大切だと思いますし、家族の方が過食症だから病院に通院しなくてはならない、入院も考えようと話しても本人は自分が過食症だと気付いていないケースも多いので、無理に奨めるのではなくて、優しく諭すように話してあげましょう。
私は昔、他のホームページでも紹介しましたが、苦痛ですよね、楽しく食べるのではなくて、凄く食べる事でストレス発散をして、代償行為として吐く事や下剤を使う事もあるという苦しい病気だと思いますので、家族の方達もただ単に過食症だと安易に考えずに、過食症が原因で死に至る事もあるので、家族の方も心配してあげてくださいね、病院に通院して薬をもらえば安定する事もあるそうですので参考までに。
ただ、理想の体型への願望、太る事への激しい抵抗があるのは過食症本人の方の中では重大事ですので、周りの方達はどうしてそこまでするのか?と問いただしたくなる気持ちはあると思いますが、太るのが怖いのだな、辛いのだなと安心させてあげるように優しく接してあげる事も大切です。
精神科の病院に通院するか?入院しないか?と言うと過食症の本人の方は激しく抵抗すると思うので、精神科の病院に行かなきゃだめなのよ、と決めつけるのではなく、なるべく安心させてあげて、頭から離れない太る事への恐怖を取り除いてあげるための努力をしたり、工夫をしたりすることも大切だと思います。
例えば「あなたは良いスタイルだね、とても良い体つきだよ」「食べる事は悪い事ではないのよ、私たちはあなたの味方、食べる事で太る事が嫌なのは一緒の方達は世界中にいるけど、あなたは私の大切な子どもだから、自分を大切にしてあげて」と色々と本人の気持ちに寄り添って話してあげる事が大切ですし、話してもうまくいかずにいらいらして怒ってしまっては仕方がないので、その時は病院に行く事を優しく奨めて、理解するように心がけて接して頂きたいですし、代償行為は激しくなるとリストカットまで行ってしまう事もあるようですので、寂しいから、不安だからなるのだと思いますし、安心させてあげてください。
増加傾向にある過食症は社会的な問題ですし、病院の取り組みとしても、通院しやすい環境、入院しやすい環境を作っていって頂きたいですし、過食症はこれからもっと増加すると思いますが、それだけ優しくて心が広い方がいれば良いですけど、実際は冷たい人たちも多いですし、過食症への誤解もあると思うので、それを解消していくのは大切な事だと思います。

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